日本人消費者の高い購買力は、フランスの多くのブランドや企業に恩恵をもたらしています。産業やサービスのさまざまな業界が、日本国内で重要かつ多様な活動を展開しています。同様に、フランスにおける日本の投資は重要で持続的なものであるものの、他の国々と比べて伸び悩んでいます。したがって、フランスが日本において主要な経済パートナーとしての地位を強化するためには、例えば日本の「新しい資本主義」プロジェクトや、2025年までのカーボンニュートラルへの取り組みなどの機会を活用する必要があります。同様に、国際社会においても両国間の経済協力は、両国の企業の社会的責任への取り組みが一致する限り、前向きな成果をもたらすでしょう。
フランス館は、常に西洋の世界や習慣に興味を寄せてくださる人びと、特に日本人およびアジア人来館者に向けて発信していきます。6ヶ月間の開催期間中、フランス式イノベーションおよび我が国の低炭素再工業化戦略をアピールし、また日仏間のパートナーシップを促進することも、フランス館の目標のひとつです。
