2025年4月13日から10月13日まで、160カ国を超える参加国が、国連の「持続可能な開発目標」を念頭に、理想とする未来社会を共に創り上げるために招待されています。万博の来場者は、私たちの社会が未来においてはより調和と敬意に満ちた世界になるようにと希求する、ひとりひとりの個人の望みを支える「持続可能な社会」の共同デザインに参加することができます。
1970 年の大阪から 2025 年の大阪まで: 日本における万博の重要性
日本は、博覧会国際事務局(BIE)の創設メンバー国のひとつです。日本が最初にフランスにおける万国博覧会に出展国として参加したのは、1867年のパリ万博の時でした。
アジア初の開催を通じて、1970年、大阪万国博覧会は「日出ずる国」が、産業経済の最先端であることを、全世界の注目する中で明確にすることの実現を果たしたのでした。この機会を通じて、日本人来場者は、国際文化の多様性と豊かさを理解するようになりました。 来場者6,400万人という記録と共に、世界最大級の国際イベントの歴史上2番目に人気のある博覧会となります。
以来日本は、この博覧会に対する情熱を育み続けており、1985年にはつくば国際科学技術博覧会、さらに2005年には愛知で国際博覧会を開催しています。 2025年4月13日から10月13日まで、大阪で、万国博覧会の新たな歴史の1ページがいま開かれようとしています。
これまでの日本での万博
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- 15.03.1970
- 大阪
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国際博覧会:6,400万人の来場者
- 15.03.1970
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- 17.03.1985
- つくば
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国際博覧会:2,000 万人の来場者
- 17.03.1985
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- 25.03.2005
- 愛知
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国際博覧会:2,200万人の来場者
- 25.03.2005
万国博覧会の中心にあるフランス
1798年9月19日にパリで開幕した最初の「工業製品の国内博覧会」は、工業と農業が新しい飛躍を遂げた瞬間でした。構想を提唱したのはフランスでしたが、最初の国際博覧会は1851年にロンドンで開催されました。続いて1855年には国際博覧会がパリで開催されました。共和国建国100周年を祝う1889年の国際博覧会は、エッフェル塔の建設と時を同じくして開催され、工業におけるフランスの卓越性が示されました。この国際的なアイコンは展覧会場の入り口部分を構成していました。歴史への敬意を表して、日本はフランス館を大阪万博 2025 の入り口に配置しました。
今日でも、万国博覧会は国々の卓越性のショーウインドーであり、科学、技術、工業、芸術、文化の各分野における各国の成果をアピールする場であり続けています。フランスはこの世界的なランデヴーに一度も欠かさず出席しており、国際舞台での重要な表現の場である万博は、世界的な大規模イベントと同様に、自国のパビリオンを囲むことによりフランス人の結集を強める機会でもあります。
フランス館の紹介
2025年万博のフランスパビリオンは、フランスの卓越性とサヴォワフェールを印象的に示すまたとない機会です。「いのちに力を与える」ゾーン内で、フランス館は、フランスの国際的なビジョンを伝えます。
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